アンミ・マジュスエキス (AMMI MAJUS EXTRACT)
よく配合される製品タイプ
概要
Ammi majus extract is derived from Bishop's weed (Ammi majus), a plant in the Apiaceae family. It contains furanocoumarins including psoralen and bergapten, which are potent photosensitizers. The extract is banned in EU and UK cosmetics (Annex II/35) due to the risk of severe phototoxic and photoallergic reactions when the treated skin is exposed to UV light. Historical use was in vitiligo and hyperpigmentation treatments.
別名: Bishop's weed extract、Ammi majus fruit extract、Ammi majus seed extract
主な効果・肌への働き
この成分は、保湿や整肌、肌をなめらかに保つ目的で使われることがあります。 EUと英国では安全性上の懸念から化粧品への配合が禁止されています。
参考研究
- • EU Annex II/35: Banned in EU cosmetics due to furanocoumarin (psoralen) content and phototoxicity risk
- • Stern RS (2007): Review of PUVA therapy risks including phototoxicity, photocarcinogenicity, and skin aging acceleration
肌相性評価
コメドジェニック評価(毛穴詰まり)
コメドジェニック性なし。主に医療分野で光毒性(PUVA様)特性のために使用される植物エキス。
出典: Industry data; clinical use data
刺激性評価
フラノクマリン(ソラレン)含有による重度の光毒性・光アレルギーの可能性。紫外線曝露で重度の熱傷、水疱、色素沈着を引き起こす可能性あり。EU/英国化粧品で禁止。
出典: EU regulatory ban; published phototoxicity literature
一般的な配合濃度
一般範囲
Not established for cosmetic use
最適濃度
Not applicable
実際の配合量は、製品タイプや目的、各地域の規制条件に応じて調整されます。 EUと英国向けの化粧品には配合できません。
相性の良い成分 / 注意が必要な組み合わせ
組み合わせを避けたい成分
組み合わせの可否は処方全体の安定性と刺激性を見ながら判断する必要があります。 避けた方がよい組み合わせがあるため、併用時は相互作用を確認してください。 EUと英国では化粧品成分として使用できません。
よく配合される製品
グローバル規制サマリー
主要な国際市場における現在のステータス概要。
地域別の詳細ステータス
🌍 規制が国によって異なる理由
地域ごとの規制差は、安全性評価の考え方や用途分類、公表制度の違いによって生じます。 EUと英国では化粧品への配合が禁止されています。 日本と米国では現時点で化粧品成分として使用が認められています。 韓国は公開情報が限定的で、最新の公的資料による個別確認が必要です。
規制分析
地域間の一致度
EU・イギリスでは禁止されていますが、アメリカ・日本では使用が認められています。
カテゴリ内の位置づけ
同じスキンケア(肌の調子を整える)カテゴリには389種の成分が登録されています。そのうち97%はいずれかの主要市場で禁止されています。
規制の厳しさ
🌿 由来・天然源
地中海および北アフリカ原産のセリ科植物、Ammi majus(ビショップスウィード)から抽出される。
🏭 製造方法
通常、種子または全草からアルコールまたは水溶媒を用いて抽出され、ソラレンやベルガプテンなどのフロクマリン類が得られる。
💄 化粧品での用途
歴史的には美白や白斑治療に使用された。日光で肌に強い日光による肌への悪影響と皮膚感作のためEU/UK(EU規制)で禁止。米国・日本では許可されているが、安全性の懸念からほとんど使用されていない。
🔬 その他の用途
重度の乾癬や白斑に対する厳格な医療監督下でのPUVA療法(ソラレン + UVA)に医薬品として使われている。
💡 豆知識
- •皮膚が日光にさらされると重度の火傷や水疱を引き起こすソラレンを含む - この光感受性反応がEU禁止につながった
- •古代エジプト人は3,000年以上前に白斑治療にAmmi majusを使用しており、最古の記録された皮膚科治療の一つである
関連する肌悩み
データソース
- •EU Cosmetics Regulation 1223/2009 Annex II entry 35
- •Stern RS (2007) – PUVA therapy review
- •Pathak MA (1986) – Furanocoumarins and phototoxicity review
最終データ確認: 2026-04-16
関連成分
アラントインPABA
ALLANTOIN PABA
カンナビジオール(大麻抽出)
CANNABIDIOL - DERIVED FROM EXTRACT OR TINCTURE OR RESIN OF CANNABIS
カンナビジオール(合成)
CANNABIDIOL - SYNTHETICALLY PRODUCED
カンナビス・サティバ花・葉・茎エキス
CANNABIS SATIVA FLOWER/LEAF/STEM EXTRACT
塩化コリン
CHOLINE CHLORIDE
レモン果皮油
CITRUS LIMON PEEL OIL
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よくある質問(FAQ)
アンミ・マジュスエキスはEUとアメリカで扱いが違うのはなぜですか?
EUでは「疑わしいものは禁止」という予防原則に基づいて、この成分の化粧品への使用を禁止しています。一方、アメリカのFDAは「禁止するだけの十分な証拠がない」として使用を認めています。同じ成分でも、各国の規制機関がリスクをどう評価するかによって判断が分かれることがあります。
アンミ・マジュスエキスは日本の化粧品に入っていても大丈夫ですか?
日本の厚生労働省はこの成分を独自に評価し、化粧品への使用を許可しています。EUでは禁止されていますが、これは各国の規制基準や評価手法の違いによるものです。気になる場合は、成分表示を確認したうえでお使いいただくのがおすすめです。
この成分はどんな化粧品に使われていますか?
主にスキンコンディショニング(肌の調子を整える)の目的で化粧品に配合されており、保湿クリーム、ローション、乳液などの製品に含まれています。
アンミ・マジュスエキスの規制状況を教えてください
この成分はEU・イギリスでは化粧品への使用が禁止されています。一方、日本・アメリカでは使用が認められています。
この成分が使えない場合、代わりに何が使われますか?
規制がある地域では、同じような効果を持つ別の成分に置き換えられることが一般的です。スキンコンディショニング(肌の調子を整える)の機能を持つ代替成分は複数存在します。購入時にはお住まいの国の規制に適合した製品を選ぶようにしましょう。
この成分の規制情報はどこで確認できますか?
各国の公式サイトで最新の規制情報を確認できます。EUはCosIngデータベース、アメリカはFDAの化粧品ページ、日本は厚生労働省の化粧品基準、韓国はMFDS(食品医薬品安全処)が主な情報源です。このサイトの情報は定期的に更新していますが、最新の規制状況は公式ソースでご確認ください。
免責事項
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