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カタラーゼ (CATALASE)

INCI名 CATALASE
CAS番号 9001-05-2
🇪🇺 使用禁止
🇺🇸 使用可
🇯🇵 使用可
🇰🇷 データなし
🇬🇧 使用禁止

よく配合される製品タイプ

💇ヘアケア美容液

概要

Catalase is an enzyme found in virtually all living organisms that catalyzes the decomposition of hydrogen peroxide into water and oxygen. In cosmetics, it is used in oxidative hair color systems to neutralize residual hydrogen peroxide after dyeing. It is banned in EU and UK cosmetics (Annex II/74) but permitted in Japan and the US.

別名: hydrogen peroxide oxidoreductase、CAT (enzyme abbreviation)

主な効果・肌への働き

この成分は主にヘアケアや染毛用途で使われる成分で、スキンケア上の直接的なメリットは限定的です。 EUと英国では安全性上の懸念から化粧品への配合が禁止されています。

参考研究

  • Enzymatic literature: Catalase decomposes H2O2 into H2O + O2 at extremely high efficiency (kcat ~40 million s-1)
  • EU Annex II/74: Listed as prohibited in EU cosmetics

肌相性評価

コメドジェニック評価(毛穴詰まり)

0/5

コメドジェニック性なし。毛穴を閉塞させない酵素タンパク質。

出典: CIR safety assessment; physicochemical properties

刺激性評価

0/5

刺激性なし。化粧品使用レベルで優れた安全性プロファイルを持つ天然酵素(過酸化水素を分解)。皮膚細胞はカタラーゼを内因性に産生する。

出典: CIR safety assessment of enzymes in cosmetics

一般的な配合濃度

一般範囲

Activity-based dosing (units/g)

最適濃度

Sufficient to neutralize target H2O2 concentration

実際の配合量は、製品タイプや目的、各地域の規制条件に応じて調整されます。 EUと英国向けの化粧品には配合できません。

相性の良い成分 / 注意が必要な組み合わせ

相性の良い成分

hydrogen peroxide (as neutralizing agent post-dye)

組み合わせを避けたい成分

strong 酸化剤 (inactivation)heavy metals (enzyme inhibition)

保湿成分や整肌成分、一般的なベース処方とは組み合わせやすい傾向があります。 避けた方がよい組み合わせがあるため、併用時は相互作用を確認してください。 EUと英国では化粧品成分として使用できません。

よく配合される製品

Oxidative ヘアカラー SystemsPost-Color Scalp トリートメントsContact Lens Solutions(化粧品以外)

グローバル規制サマリー

主要な国際市場における現在のステータス概要。

🚫 2カ国で禁止
✅ 3カ国で許可/その他

地域別の詳細ステータス

地域 ステータス 最大濃度 使用条件 出典
🇪🇺 EU 使用禁止 - - 公式 ↗
🇺🇸 アメリカ 使用可 - - 公式 ↗
🇯🇵 日本 使用可 - - 公式 ↗
🇰🇷 韓国 不明 - - 公式 ↗
🇬🇧 イギリス 使用禁止 - EU規制に準拠(II/74) 公式 ↗

🌍 規制が国によって異なる理由

地域ごとの規制差は、安全性評価の考え方や用途分類、公表制度の違いによって生じます。 EUと英国では化粧品への配合が禁止されています。 日本と米国では現時点で化粧品成分として使用が認められています。 韓国は公開情報が限定的で、最新の公的資料による個別確認が必要です。

規制分析

地域間の一致度

規制判断が大きく分かれている

EU・イギリスでは禁止されていますが、アメリカ・日本では使用が認められています。

カテゴリ内の位置づけ

同じヘアケア(髪の調子を整える)カテゴリには174種の成分が登録されています。そのうち99%はいずれかの主要市場で禁止されています。

規制の厳しさ

1.EU禁止
2.イギリス禁止
3.アメリカ許可
4.日本許可

🌿 由来・天然源

人間を含む、酸素にさらされるほぼすべての生物に存在する。肝臓、腎臓、赤血球に高濃度で含まれる。植物、真菌、細菌にも豊富。

🏭 製造方法

Aspergillus nigerやMicrococcus lysodeikticusを用いた微生物発酵で商業生産される。発酵液から抽出・精製される。牛の肝臓からも単離される。

💄 化粧品での用途

主にヘアコンディショニングの目的で化粧品に配合されます。 ただし、EUと英国向け化粧品には配合できません。

ヘアケア(髪の調子を整える) スキンケア

🔬 その他の用途

食品産業(牛乳からの過酸化水素除去、チーズ製造)、繊維の漂白、コンタクトレンズ洗浄液、酵素反応速度論の研究用モデル酵素として使用される。

💡 豆知識

  • カタラーゼは最も速い酵素の一つで、1分子が1秒間に4000万個の過酸化水素分子を分解できる
  • 傷口にオキシドールを塗ると泡が出るのは、血液中のカタラーゼが過酸化水素を水と酸素に分解しているから
  • 白髪の一因はカタラーゼ量の減少。過酸化水素が蓄積し、髪を内側から脱色してしまう

データソース

  • EU Cosmetics Regulation 1223/2009 Annex II entry 74
  • Enzyme kinetics literature on catalase (EC 1.11.1.6)

最終データ確認: 2026-04-16

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よくある質問(FAQ)

カタラーゼはEUとアメリカで扱いが違うのはなぜですか?

EUでは「疑わしいものは禁止」という予防原則に基づいて、この成分の化粧品への使用を禁止しています。一方、アメリカのFDAは「禁止するだけの十分な証拠がない」として使用を認めています。同じ成分でも、各国の規制機関がリスクをどう評価するかによって判断が分かれることがあります。

カタラーゼは日本の化粧品に入っていても大丈夫ですか?

日本の厚生労働省はこの成分を独自に評価し、化粧品への使用を許可しています。EUでは禁止されていますが、これは各国の規制基準や評価手法の違いによるものです。気になる場合は、成分表示を確認したうえでお使いいただくのがおすすめです。

この成分はどんな化粧品に使われていますか?

主にヘアコンディショニング(髪の調子を整える)の目的で化粧品に配合されており、ヘアトリートメント、コンディショナーなどの製品に含まれています。このほか、スキンコンディショニング(肌の調子を整える)としての働きもあります。

カタラーゼの規制状況を教えてください

この成分はEU・イギリスでは化粧品への使用が禁止されています。一方、日本・アメリカでは使用が認められています。

この成分が使えない場合、代わりに何が使われますか?

規制がある地域では、同じような効果を持つ別の成分に置き換えられることが一般的です。ヘアコンディショニング(髪の調子を整える)の機能を持つ代替成分は複数存在します。購入時にはお住まいの国の規制に適合した製品を選ぶようにしましょう。

この成分の規制情報はどこで確認できますか?

各国の公式サイトで最新の規制情報を確認できます。EUはCosIngデータベース、アメリカはFDAの化粧品ページ、日本は厚生労働省の化粧品基準、韓国はMFDS(食品医薬品安全処)が主な情報源です。このサイトの情報は定期的に更新していますが、最新の規制状況は公式ソースでご確認ください。

⚠️

免責事項

当サイトの情報は教育および情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスを意図したものではありません。政府の公式データベースに基づき正確を期していますが、化粧品規制は頻繁に変更されます。コンプライアンスについては、常に専門家に相談するか、最新の公式規制文書を参照してください。当サイトの情報に基づいて行われたいかなる行動についても、当社は責任を負いません。