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塩化ベンゼトニウム (BENZETHONIUM CHLORIDE)

INCI名 BENZETHONIUM CHLORIDE
CAS番号 121-54-0
🇪🇺 使用可
🇺🇸 使用可
🇯🇵 使用可
🇰🇷 データなし
🇬🇧 使用禁止

よく配合される製品タイプ

🌸香料・香水🛡️防腐・抗菌

概要

Benzethonium chloride is a synthetic quaternary ammonium compound used as an antimicrobial preservative and antiseptic in cosmetics. The EU permits it at up to 0.1% in non-mucous membrane products and 0.05% in mucous membrane products. In 2016, the US FDA removed it from OTC antiseptic hand soap formulations due to insufficient data on safety and efficacy.

別名: phemerol chloride、hyamine 1622、BZT

主な効果・肌への働き

この成分は主に洗浄や乳化、泡立ちのために使われ、肌への直接的な美容効果が主目的ではありません。 英国では安全性上の懸念から化粧品への配合が禁止されています。

参考研究

  • FDA Final Rule 21 CFR 310 (2016): Removed benzethonium chloride from OTC consumer antiseptic rinse products due to insufficient safety and efficacy data
  • CIR Expert Panel: Assessed safe at EU-permitted concentrations in cosmetics

肌相性評価

コメドジェニック評価(毛穴詰まり)

0/5

一般的な化粧品濃度(0.01〜0.2%)ではコメドジェニック性なし。

出典: CIR Expert Panel safety assessment

刺激性評価

2/5

高濃度では中程度の刺激性・感作性の可能性。化粧品使用レベル(0.1%以下)では刺激性は低い。

出典: CIR Expert Panel; published literature

一般的な配合濃度

一般範囲

0.01–0.1%

最適濃度

0.05%

実際の配合量は、製品タイプや目的、各地域の規制条件に応じて調整されます。 英国向けの化粧品には配合できません。

相性の良い成分 / 注意が必要な組み合わせ

相性の良い成分

parabensフェノキシエタノール

注意が必要な組み合わせ

陰イオン界面活性剤

保湿成分や整肌成分、一般的なベース処方とは組み合わせやすい傾向があります。 一部の成分や高活性処方では、刺激感や安定性の変化に注意が必要です。 英国では化粧品成分として使用できません。

よく配合される製品

デオドラント製品Antiseptic 製品Preservatives in CosmeticsFirst Aid Preparations

グローバル規制サマリー

主要な国際市場における現在のステータス概要。

🚫 1カ国で禁止
✅ 4カ国で許可/その他

地域別の詳細ステータス

地域 ステータス 最大濃度 使用条件 出典
🇪🇺 EU 使用可 - - 公式 ↗
🇺🇸 アメリカ 使用可 - - 公式 ↗
🇯🇵 日本 使用可 - - 公式 ↗
🇰🇷 韓国 不明 - - 公式 ↗
🇬🇧 イギリス 使用禁止 - EU規制に準拠(V/53) 公式 ↗

🌍 規制が国によって異なる理由

地域ごとの規制差は、安全性評価の考え方や用途分類、公表制度の違いによって生じます。 英国では化粧品への配合が禁止されています。 EU、日本、米国では現時点で化粧品成分として使用が認められています。 韓国は公開情報が限定的で、最新の公的資料による個別確認が必要です。

最近の規制変更

  • FDA最終規則(2016年9月):OTC消費者用殺菌洗浄製品から除外

規制分析

地域間の一致度

規制判断が大きく分かれている

イギリスでは禁止されていますが、EU・アメリカ・日本では使用が認められています。

カテゴリ内の位置づけ

同じ抗菌カテゴリには84種の成分が登録されています。そのうち99%はいずれかの主要市場で禁止されています。

規制の厳しさ

1.イギリス禁止
2.EU許可
3.アメリカ許可
4.日本許可

🌿 由来・天然源

天然には存在しない。20世紀半ばに開発された完全合成の第四級アンモニウム化合物。

🏭 製造方法

置換フェノールのアルキル化と塩化ベンジルによる四級化を含む多段階の化学合成で製造される。

💄 化粧品での用途

主に抗菌、消臭、防腐などの目的で化粧品に配合されます。 ただし、英国向け化粧品には配合できません。

抗菌 消臭・デオドラント 防腐 分散

🔬 その他の用途

医療用消毒剤、表面消毒剤、食品加工用殺菌剤、医薬品保存料として使用される。

💡 豆知識

  • 2016年、米国FDAは市販の殺菌ハンドソープでの使用を禁止した。普通の石鹸と水より効果的という証拠がないと判断
  • アメリカでは一部の応急処置用消毒製品や外科用手洗い剤では今も使用されている
  • FDAの画期的な殺菌剤規制で禁止された19の抗菌成分の一つ

データソース

  • EU Cosmetics Regulation 1223/2009 Annex V entry 53
  • FDA Final Rule 21 CFR Part 310 (2016) – OTC antiseptic rulemaking
  • CIR Expert Panel – Safety Assessment of Quaternary Ammonium Compounds

最終データ確認: 2026-04-16

関連成分

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よくある質問(FAQ)

この成分はどんな化粧品に使われていますか?

主に抗菌剤の目的で化粧品に配合されており、抗菌スキンケア製品などの製品に含まれています。このほか、デオドラント成分や防腐剤(製品の品質保持)としての働きもあります。

塩化ベンゼトニウムの規制状況を教えてください

この成分はイギリスでは化粧品への使用が禁止されています。一方、EU・日本・アメリカでは使用が認められています。

この成分が使えない場合、代わりに何が使われますか?

規制がある地域では、同じような効果を持つ別の成分に置き換えられることが一般的です。抗菌剤の機能を持つ代替成分は複数存在します。購入時にはお住まいの国の規制に適合した製品を選ぶようにしましょう。

この成分の規制情報はどこで確認できますか?

各国の公式サイトで最新の規制情報を確認できます。EUはCosIngデータベース、アメリカはFDAの化粧品ページ、日本は厚生労働省の化粧品基準、韓国はMFDS(食品医薬品安全処)が主な情報源です。このサイトの情報は定期的に更新していますが、最新の規制状況は公式ソースでご確認ください。

⚠️

免責事項

当サイトの情報は教育および情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスを意図したものではありません。政府の公式データベースに基づき正確を期していますが、化粧品規制は頻繁に変更されます。コンプライアンスについては、常に専門家に相談するか、最新の公式規制文書を参照してください。当サイトの情報に基づいて行われたいかなる行動についても、当社は責任を負いません。