塩化セトリモニウム (CETRIMONIUM CHLORIDE)
よく配合される製品タイプ
概要
Cetrimonium chloride is a quaternary ammonium cationic surfactant widely used as a hair conditioning and antistatic agent. Its positive charge adheres to negatively charged damaged hair, improving manageability and reducing frizz. It is restricted under EU Annex V as a cosmetic preservative. Primarily used in rinse-off conditioners and hair treatments.
別名: CTAC、cetyltrimethylammonium chloride、hexadecyltrimethylammonium chloride、N,N,N-trimethyl-1-hexadecanaminium chloride
主な効果・肌への働き
この成分は主に洗浄や乳化、泡立ちのために使われ、肌への直接的な美容効果が主目的ではありません。 英国では安全性上の懸念から化粧品への配合が禁止されています。
参考研究
- • Zviak C (1986): Review of cationic surfactants in hair conditioning — cetrimonium chloride reduces combing force by adsorption to hair surface
- • CIR Expert Panel – Safety Assessment of Cetrimonium Chloride: Assessed safe in rinse-off formulations
肌相性評価
コメドジェニック評価(毛穴詰まり)
コメドジェニック性なし。主にヘアコンディショナーに低濃度で使用される。
出典: CIR Expert Panel safety assessment
刺激性評価
高濃度では中程度の刺激性。一般的なリンスオフ処方の0.1〜2%では忍容性良好。
出典: CIR Expert Panel
一般的な配合濃度
一般範囲
0.1–2%
最適濃度
0.25–1%
実際の配合量は、製品タイプや目的、各地域の規制条件に応じて調整されます。 英国向けの化粧品には配合できません。
相性の良い成分 / 注意が必要な組み合わせ
相性の良い成分
組み合わせを避けたい成分
注意が必要な組み合わせ
保湿成分や整肌成分、一般的なベース処方とは組み合わせやすい傾向があります。 一部の成分や高活性処方では、刺激感や安定性の変化に注意が必要です。 避けた方がよい組み合わせがあるため、併用時は相互作用を確認してください。 英国では化粧品成分として使用できません。
よく配合される製品
グローバル規制サマリー
主要な国際市場における現在のステータス概要。
地域別の詳細ステータス
🌍 規制が国によって異なる理由
地域ごとの規制差は、安全性評価の考え方や用途分類、公表制度の違いによって生じます。 英国では化粧品への配合が禁止されています。 EU、日本、米国では現時点で化粧品成分として使用が認められています。 韓国は公開情報が限定的で、最新の公的資料による個別確認が必要です。
規制分析
地域間の一致度
イギリスでは禁止されていますが、EU・アメリカ・日本では使用が認められています。
カテゴリ内の位置づけ
同じ抗菌カテゴリには84種の成分が登録されています。そのうち99%はいずれかの主要市場で禁止されています。
規制の厳しさ
🌿 由来・天然源
天然には存在しない合成の第四級アンモニウム化合物。セチル鎖は通常天然のパーム油やココナッツ油脂肪酸に由来する。
🏭 製造方法
セチルトリメチルアンモニウムと塩酸の反応、またはセチルジメチルアミンと塩化メチルの直接四級化で製造される。
💄 化粧品での用途
主に抗菌、帯電防止、防腐などの目的で化粧品に配合されます。 ただし、英国向け化粧品には配合できません。
🔬 その他の用途
柔軟剤、工業用洗浄製品、プールの水処理・浄水における抗菌剤として使用される。
💡 豆知識
- •正の電荷を持つため、負に帯電した傷んだ髪に吸着する。これがほとんどのコンディショナーの鍵となる成分である理由
- •シャンプーが髪をきしませ、コンディショナーが滑らかにするのは、界面活性剤の電荷が逆だから
- •1940年代にヘアケア専用に開発された最初のカチオン性界面活性剤の一つ
データソース
- •EU Cosmetics Regulation 1223/2009 Annex V entry 44
- •CIR Expert Panel – Safety Assessment of Cetrimonium Chloride
- •Zviak C (1986) – Hair conditioning review
最終データ確認: 2026-04-16
関連成分
セトリモニウムブロミド
CETRIMONIUM BROMIDE
ウンデシレン酸
UNDECYLENIC ACID
塩化ベンザルコニウム
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BENZETHONIUM CHLORIDE
カンファーベンザルコニウムメトサルフェート
CAMPHOR BENZALKONIUM METHOSULFATE
クロロフェン
CHLOROPHENE
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よくある質問(FAQ)
この成分はどんな化粧品に使われていますか?
主に抗菌剤の目的で化粧品に配合されており、抗菌スキンケア製品などの製品に含まれています。このほか、静電気防止や防腐剤(製品の品質保持)としての働きもあります。
塩化セトリモニウムの規制状況を教えてください
この成分はイギリスでは化粧品への使用が禁止されています。一方、EU・日本・アメリカでは使用が認められています。
この成分が使えない場合、代わりに何が使われますか?
規制がある地域では、同じような効果を持つ別の成分に置き換えられることが一般的です。抗菌剤の機能を持つ代替成分は複数存在します。購入時にはお住まいの国の規制に適合した製品を選ぶようにしましょう。
この成分の規制情報はどこで確認できますか?
各国の公式サイトで最新の規制情報を確認できます。EUはCosIngデータベース、アメリカはFDAの化粧品ページ、日本は厚生労働省の化粧品基準、韓国はMFDS(食品医薬品安全処)が主な情報源です。このサイトの情報は定期的に更新していますが、最新の規制状況は公式ソースでご確認ください。
免責事項
当サイトの情報は教育および情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスを意図したものではありません。政府の公式データベースに基づき正確を期していますが、化粧品規制は頻繁に変更されます。コンプライアンスについては、常に専門家に相談するか、最新の公式規制文書を参照してください。当サイトの情報に基づいて行われたいかなる行動についても、当社は責任を負いません。