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ファルネソール (FARNESOL)

INCI名 FARNESOL
CAS番号 4602-84-0
🇪🇺 使用禁止
🇺🇸 使用可
🇯🇵 使用可
🇰🇷 データなし
🇬🇧 制限あり

よく配合される製品タイプ

美容液🪥オーラルケア🌸香料・香水

概要

Farnesol is a naturally occurring acyclic sesquiterpene alcohol found in small amounts in rose, neroli, jasmine, and many other floral essential oils. It is used in cosmetics as a fragrance ingredient and deodorant active (inhibiting odor-causing bacteria). It is a mandatory EU labeling allergen in cosmetics above 0.001% in leave-on products (Annex III/82). Studies report sensitization rates of approximately 0.1–0.4% in the general population, making farnesol the lowest-allergenicity ingredient among the 26 EU-regulated fragrance allergens. It is permitted in the US and Japan without specific labeling requirements.

別名: Farnesol、(E)-Farnesol、3,7,11-Trimethyl-2,6,10-dodecatrien-1-ol、trans,trans-Farnesol

主な効果・肌への働き

この成分は主に香りづけや使用感の調整に用いられ、肌への直接的な美容効果を目的とする成分ではありません。 EUでは安全性上の懸念から化粧品への配合が禁止されています。

肌相性評価

コメドジェニック評価(毛穴詰まり)

0/5

コメドジェニック性なし。多くの花精油に微量含まれるセスキテルペンアルコール。

出典: SCCS/1461/12

刺激性評価

2/5

EU規制対象26種のフレグランスアレルゲン中、最も低い感作率(一般集団で約0.1〜0.4%)。予防的な消費者情報措置として、閾値以上でEU表示義務あり。

出典: EU SCCS fragrance allergen opinions; CIR Expert Panel

一般的な配合濃度

一般範囲

0.001–1%

最適濃度

0.01–0.5% in fragrance/deodorant applications

実際の配合量は、製品タイプや目的、各地域の規制条件に応じて調整されます。 EU向けの化粧品には配合できません。 英国向け製品では上限濃度や使用条件の確認が必要です。

相性の良い成分 / 注意が必要な組み合わせ

相性の良い成分

other floral fragrance ingredientsdeodorant activesmost cosmetic bases

注意が必要な組み合わせ

製品 for fragrance-sensitive consumers (though sensitization risk is among the lowest of EU-regulated allergens)

保湿成分や整肌成分、一般的なベース処方とは組み合わせやすい傾向があります。 一部の成分や高活性処方では、刺激感や安定性の変化に注意が必要です。 EUでは化粧品成分として使用できません。

よく配合される製品

香水Floral フレグランスデオドラント製品パーソナルケア製品

グローバル規制サマリー

主要な国際市場における現在のステータス概要。

🚫 1カ国で禁止
⚠️ 1カ国で制限
✅ 3カ国で許可/その他

地域別の詳細ステータス

地域 ステータス 最大濃度 使用条件 出典
🇪🇺 EU 使用禁止 - - 公式 ↗
🇺🇸 アメリカ 使用可 - - 公式 ↗
🇯🇵 日本 使用可 - - 公式 ↗
🇰🇷 韓国 不明 - - 公式 ↗
🇬🇧 イギリス 制限あり - EU規制に準拠(III/82) 公式 ↗

🌍 規制が国によって異なる理由

地域ごとの規制差は、安全性評価の考え方や用途分類、公表制度の違いによって生じます。 EUでは化粧品への配合が禁止されています。 英国では濃度や剤型、使用条件に制限があります。 日本と米国では現時点で化粧品成分として使用が認められています。 韓国は公開情報が限定的で、最新の公的資料による個別確認が必要です。

規制分析

地域間の一致度

規制判断が大きく分かれている

EUでは禁止されていますが、アメリカ・日本では使用が認められています。

カテゴリ内の位置づけ

同じ消臭・デオドラントカテゴリには37種の成分が登録されています。そのうち100%はいずれかの主要市場で禁止されています。

規制の厳しさ

1.EU禁止
2.イギリス制限あり
3.アメリカ許可
4.日本許可

🌿 由来・天然源

ローズ油(最大2%)、ネロリ、シトロネラ、イランイラン、ジャスミン、シクラメン、チューベローズ、レモングラスに含まれます。カモミール、サンダルウッド、多くの柑橘系花油にも存在します。様々な果実に天然に存在し、コレステロールおよび他のステロイドの生合成における中間体でもあります。

🏭 製造方法

天然精油から水蒸気蒸留および分別により抽出されます。ファルネシルアセテートの水素化、またはリナロールやネロリドールからの多段階合成により合成生産されます。天然での存在量が少なくコスト効率が良いため、商業用ファルネソールのほとんどは合成品です。複数の立体異性体として存在します。

💄 化粧品での用途

多機能成分:香料成分(繊細なフローラルでわずかにリンゴ様の香り、0.01-1%)、デオドラント有効成分(臭いを引き起こす細菌の増殖を抑制、0.1-0.5%)。EU規制により、洗い流さない製品で0.001%以上、洗い流す製品で0.01%以上の場合、表示が義務付けられています。細胞ターンオーバー効果が謳われるアンチエイジング製剤で人気です。

消臭・デオドラント 香りづけ

🔬 その他の用途

微生物学におけるクオラムセンシング分子として機能します(バクテリアがコミュニケーションに使用)。特にカンジダおよびブドウ球菌に対する抗菌活性があります。研究では抗がん、神経保護、抗炎症特性が報告されています。香料製剤およびアロマセラピーに使われています。生化学および医薬研究における重要な中間体です。

💡 豆知識

  • 2003年以降、附属書III/82の下で表示義務のあるEU規制26種の香料アレルゲンの一つです。
  • EU記載26種の香料アレルゲンの中で最も低いアレルギー発症率を持ちます(人口の約0.1-0.4%)。
  • セスキテルペンアルコール(炭素原子15個)で、モノテルペン(炭素10個)である他のほとんどの香料アレルゲンより大きい分子です。

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データソース

  • EU CosIng database (Annex III/82)
  • SCCS fragrance allergen opinions
  • CIR Expert Panel – farnesol safety assessment
  • IFRA Standards

最終データ確認: 2026-04-16

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よくある質問(FAQ)

ファルネソールはEUとアメリカで扱いが違うのはなぜですか?

EUでは「疑わしいものは禁止」という予防原則に基づいて、この成分の化粧品への使用を禁止しています。一方、アメリカのFDAは「禁止するだけの十分な証拠がない」として使用を認めています。同じ成分でも、各国の規制機関がリスクをどう評価するかによって判断が分かれることがあります。

ファルネソールは日本の化粧品に入っていても大丈夫ですか?

日本の厚生労働省はこの成分を独自に評価し、化粧品への使用を許可しています。EUでは禁止されていますが、これは各国の規制基準や評価手法の違いによるものです。気になる場合は、成分表示を確認したうえでお使いいただくのがおすすめです。

この成分はどんな化粧品に使われていますか?

主にデオドラント成分の目的で化粧品に配合されており、デオドラント製品などの製品に含まれています。このほか、賦香剤(香りづけ)としての働きもあります。

ファルネソールの規制状況を教えてください

この成分はEUでは化粧品への使用が禁止されています。イギリスでは配合量や使用条件に制限があります。一方、日本・アメリカでは使用が認められています。

この成分が使えない場合、代わりに何が使われますか?

規制がある地域では、同じような効果を持つ別の成分に置き換えられることが一般的です。デオドラント成分の機能を持つ代替成分は複数存在します。購入時にはお住まいの国の規制に適合した製品を選ぶようにしましょう。

この成分の規制情報はどこで確認できますか?

各国の公式サイトで最新の規制情報を確認できます。EUはCosIngデータベース、アメリカはFDAの化粧品ページ、日本は厚生労働省の化粧品基準、韓国はMFDS(食品医薬品安全処)が主な情報源です。このサイトの情報は定期的に更新していますが、最新の規制状況は公式ソースでご確認ください。

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免責事項

当サイトの情報は教育および情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスを意図したものではありません。政府の公式データベースに基づき正確を期していますが、化粧品規制は頻繁に変更されます。コンプライアンスについては、常に専門家に相談するか、最新の公式規制文書を参照してください。当サイトの情報に基づいて行われたいかなる行動についても、当社は責任を負いません。