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リナロール (LINALOOL)

INCI名 LINALOOL
CAS番号 78-70-6
🇪🇺 使用禁止
🇺🇸 使用可
🇯🇵 使用可
🇰🇷 データなし
🇬🇧 制限あり

よく配合される製品タイプ

🧴保湿ケア💇ヘアケア🪥オーラルケア🌸香料・香水🧼石けん・ボディソープ

概要

Linalool is a naturally occurring terpene alcohol found in lavender, coriander, and over 200 plants, widely used as a fragrance component in cosmetics for its fresh, floral, lavender-like scent. It is a mandatory EU labeling allergen in cosmetics above 0.001% in leave-on products. Studies suggest linalool itself has moderate sensitization potential; however, it oxidizes on air exposure to form hydroperoxides (particularly linalool-1-oxide) that are significantly more allergenic. The CIR Expert Panel considers it safe at current use concentrations; the EU requires label disclosure as a precautionary consumer information measure.

別名: Linalool、Linalyl Alcohol、3,7-Dimethyl-1,6-octadien-3-ol、β-Linalool

主な効果・肌への働き

この成分は主に香りづけや使用感の調整に用いられ、肌への直接的な美容効果を目的とする成分ではありません。 EUでは安全性上の懸念から化粧品への配合が禁止されています。

肌相性評価

コメドジェニック評価(毛穴詰まり)

0/5

コメドジェニック性なし。多くのフレグランス処方に微量含まれる揮発性の花精油テルペン。

出典: SCCS/1529/14

刺激性評価

2/5

感作性は中程度。酸化リナロール(ヒドロペルオキシド)は新鮮なリナロールよりも顕著にアレルギー性が高い。パッチテスト済み湿疹患者での接触アレルギー頻度は約2〜5%。

出典: EU SCCS/1611/19; CIR Expert Panel

一般的な配合濃度

一般範囲

0.001–1%

最適濃度

0.01–0.5% in fragrance blends

実際の配合量は、製品タイプや目的、各地域の規制条件に応じて調整されます。 EU向けの化粧品には配合できません。 英国向け製品では上限濃度や使用条件の確認が必要です。

相性の良い成分 / 注意が必要な組み合わせ

相性の良い成分

most cosmetic basesother terpene fragrance ingredients

注意が必要な組み合わせ

製品 配合の prolonged air exposure (oxidation to allergenic hydroperoxides)leave-on 製品 for sensitive skin

保湿成分や整肌成分、一般的なベース処方とは組み合わせやすい傾向があります。 一部の成分や高活性処方では、刺激感や安定性の変化に注意が必要です。 EUでは化粧品成分として使用できません。

よく配合される製品

香水フレグランスd ローションシャンプーSoapsパーソナルケア製品

グローバル規制サマリー

主要な国際市場における現在のステータス概要。

🚫 1カ国で禁止
⚠️ 1カ国で制限
✅ 3カ国で許可/その他

地域別の詳細ステータス

地域 ステータス 最大濃度 使用条件 出典
🇪🇺 EU 使用禁止 - - 公式 ↗
🇺🇸 アメリカ 使用可 - - 公式 ↗
🇯🇵 日本 使用可 - - 公式 ↗
🇰🇷 韓国 不明 - - 公式 ↗
🇬🇧 イギリス 制限あり - EU規制に準拠(III/84) 公式 ↗

🌍 規制が国によって異なる理由

地域ごとの規制差は、安全性評価の考え方や用途分類、公表制度の違いによって生じます。 EUでは化粧品への配合が禁止されています。 英国では濃度や剤型、使用条件に制限があります。 日本と米国では現時点で化粧品成分として使用が認められています。 韓国は公開情報が限定的で、最新の公的資料による個別確認が必要です。

最近の規制変更

  • EU化粧品規則の更新によりフレグランスアレルゲン表示リストが拡大(2019年以降の拡大提案)

規制分析

地域間の一致度

規制判断が大きく分かれている

EUでは禁止されていますが、アメリカ・日本では使用が認められています。

カテゴリ内の位置づけ

同じ消臭・デオドラントカテゴリには37種の成分が登録されています。そのうち100%はいずれかの主要市場で禁止されています。

規制の厳しさ

1.EU禁止
2.イギリス制限あり
3.アメリカ許可
4.日本許可

🌿 由来・天然源

リナロールは多くの精油に天然に含まれます:ラベンダー(25-50%)、コリアンダー種子(60-70%)、芳樟(80-85%)、ローズウッド(80-90%)、スイートバジル(40-55%)。ベルガモット、ネロリ、ローズ、イランイラン、その他200種以上の植物にも含まれます。

🏭 製造方法

ラベンダー、コリアンダー、ローズウッドから水蒸気蒸留により抽出されます。合成リナロールはミルセンの水和反応、またはアルファピネン(いずれも松由来)から製造されます。コスト効率と持続可能性の観点から、商業用リナロールのほとんどは合成品です。

💄 化粧品での用途

香水、ローション、シャンプー、石鹸などに香料成分として0.001-1%の濃度で使用されます。フレッシュでフローラルなラベンダー様の香りを提供します。EU化粧品規制附属書IIIにより、洗い流さない製品で0.001%以上、洗い流す製品で0.01%以上含まれる場合、化粧品ラベルへの記載が義務付けられています。

消臭・デオドラント 香りづけ

🔬 その他の用途

食品および飲料の香料として広く使用されています(FEMA GRAS認定)。家庭用洗剤、芳香剤、虫除け剤にも使用されます。鎮静剤および局所麻酔薬として医薬用途があります。抗菌作用および抗炎症作用についても研究されています。

💡 豆知識

  • 2003年のEU化粧品指令第7次改正以降、表示義務のある26種の香料アレルゲンの一つです。
  • リナロール自体のアレルギー性は高くありませんが、空気への曝露により過酸化物(リナロールオキシド)に酸化され、強力なアレルギー誘発物質となります。
  • 香水業界で100年以上使用されており、シャネルNo.5など多くのラベンダー系香水の主要成分です。

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データソース

  • EU CosIng database (Annex III/84)
  • SCCS/1611/19 – Opinion on linalool in cosmetics
  • CIR Expert Panel – linalool safety assessment
  • IFRA Standards – linalool concentration limits

最終データ確認: 2026-04-16

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よくある質問(FAQ)

リナロールはEUとアメリカで扱いが違うのはなぜですか?

EUでは「疑わしいものは禁止」という予防原則に基づいて、この成分の化粧品への使用を禁止しています。一方、アメリカのFDAは「禁止するだけの十分な証拠がない」として使用を認めています。同じ成分でも、各国の規制機関がリスクをどう評価するかによって判断が分かれることがあります。

リナロールは日本の化粧品に入っていても大丈夫ですか?

日本の厚生労働省はこの成分を独自に評価し、化粧品への使用を許可しています。EUでは禁止されていますが、これは各国の規制基準や評価手法の違いによるものです。気になる場合は、成分表示を確認したうえでお使いいただくのがおすすめです。

この成分はどんな化粧品に使われていますか?

主にデオドラント成分の目的で化粧品に配合されており、デオドラント製品などの製品に含まれています。このほか、賦香剤(香りづけ)としての働きもあります。

リナロールの規制状況を教えてください

この成分はEUでは化粧品への使用が禁止されています。イギリスでは配合量や使用条件に制限があります。一方、日本・アメリカでは使用が認められています。

この成分が使えない場合、代わりに何が使われますか?

規制がある地域では、同じような効果を持つ別の成分に置き換えられることが一般的です。デオドラント成分の機能を持つ代替成分は複数存在します。購入時にはお住まいの国の規制に適合した製品を選ぶようにしましょう。

この成分の規制情報はどこで確認できますか?

各国の公式サイトで最新の規制情報を確認できます。EUはCosIngデータベース、アメリカはFDAの化粧品ページ、日本は厚生労働省の化粧品基準、韓国はMFDS(食品医薬品安全処)が主な情報源です。このサイトの情報は定期的に更新していますが、最新の規制状況は公式ソースでご確認ください。

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免責事項

当サイトの情報は教育および情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスを意図したものではありません。政府の公式データベースに基づき正確を期していますが、化粧品規制は頻繁に変更されます。コンプライアンスについては、常に専門家に相談するか、最新の公式規制文書を参照してください。当サイトの情報に基づいて行われたいかなる行動についても、当社は責任を負いません。