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塩化銀 (SILVER CHLORIDE)

INCI名 SILVER CHLORIDE
CAS番号 7783-90-6
🇪🇺 使用可
🇺🇸 使用可
🇯🇵 使用可
🇰🇷 データなし
🇬🇧 使用禁止

よく配合される製品タイプ

🛡️防腐・抗菌

概要

Silver chloride is an inorganic silver salt with antimicrobial properties used as a preservative in some cosmetic formulations. It releases silver ions (Ag⁺) that inhibit microbial growth. It is allowed in EU cosmetics and most markets, though restricted in the UK (following post-Brexit UK-specific restrictions). Its primary non-cosmetic uses are in photography and as a reference electrode material in electrochemistry. In cosmetics, it is occasionally combined with titanium dioxide in antimicrobial cosmetic ingredient complexes.

別名: Silver Chloride、Silver(I) Chloride、Chlorargyrite (mineral)、AgCl

主な効果・肌への働き

この成分は主に製品の安定性や品質維持のために使われ、肌への直接的な美容効果が中心ではありません。 英国では安全性上の懸念から化粧品への配合が禁止されています。

肌相性評価

コメドジェニック評価(毛穴詰まり)

0/5

コメドジェニック性なし。微量濃度で使用される感光性銀塩。

出典: CIR Expert Panel; physicochemical properties

刺激性評価

2/5

化粧品濃度では刺激性は低い。長期的な過剰な銀イオン曝露で皮膚変色(銀皮症)の可能性があるが、化粧品レベルの使用ではまれ。

出典: CIR safety assessment; cosmetic use literature

一般的な配合濃度

一般範囲

0.002–0.1%

最適濃度

Low concentrations sufficient for antimicrobial effect

実際の配合量は、製品タイプや目的、各地域の規制条件に応じて調整されます。 英国向けの化粧品には配合できません。

相性の良い成分 / 注意が必要な組み合わせ

相性の良い成分

titanium dioxide (antimicrobial complex)

組み合わせを避けたい成分

thiol compoundsiodide salts (forms AgI precipitate)

注意が必要な組み合わせ

sulfur-containing ingredients (may form insoluble silver sulfide)strong 還元成分

保湿成分や整肌成分、一般的なベース処方とは組み合わせやすい傾向があります。 一部の成分や高活性処方では、刺激感や安定性の変化に注意が必要です。 避けた方がよい組み合わせがあるため、併用時は相互作用を確認してください。 英国では化粧品成分として使用できません。

よく配合される製品

Antimicrobial Cosmeticsデオドラント製品Preservative Systems

グローバル規制サマリー

主要な国際市場における現在のステータス概要。

🚫 1カ国で禁止
✅ 4カ国で許可/その他

地域別の詳細ステータス

地域 ステータス 最大濃度 使用条件 出典
🇪🇺 EU 使用可 - - 公式 ↗
🇺🇸 アメリカ 使用可 - - 公式 ↗
🇯🇵 日本 使用可 - - 公式 ↗
🇰🇷 韓国 不明 - - 公式 ↗
🇬🇧 イギリス 使用禁止 - EU規制に準拠(V/52) 公式 ↗

🌍 規制が国によって異なる理由

地域ごとの規制差は、安全性評価の考え方や用途分類、公表制度の違いによって生じます。 英国では化粧品への配合が禁止されています。 EU、日本、米国では現時点で化粧品成分として使用が認められています。 韓国は公開情報が限定的で、最新の公的資料による個別確認が必要です。

規制分析

地域間の一致度

規制判断が大きく分かれている

イギリスでは禁止されていますが、EU・アメリカ・日本では使用が認められています。

カテゴリ内の位置づけ

同じ防腐カテゴリには157種の成分が登録されています。そのうち99%はいずれかの主要市場で禁止されています。

規制の厳しさ

1.イギリス禁止
2.EU許可
3.アメリカ許可
4.日本許可

🌿 由来・天然源

天然にはクロラルジライト(角銀鉱とも呼ばれる)という鉱物として存在する。特に乾燥地域の銀鉱床の酸化帯に産出する。

🏭 製造方法

硝酸銀溶液に塩酸または塩化ナトリウム溶液を加えて製造される。特徴的な白い凝乳状の沈殿が瞬時に形成される。

💄 化粧品での用途

主に防腐の目的で化粧品に配合されます。 ただし、英国向け化粧品には配合できません。

防腐

🔬 その他の用途

写真、電気化学(参照電極)、調光レンズ、創傷被覆材や浄水の抗菌剤として使用される。

💡 豆知識

  • 伝統的な白黒写真の鍵となる化学物質。光を受けると暗くなる性質を利用してフィルムが画像を記録する
  • 塩化銀の感光性は1727年に発見されたが、最初の写真撮影の100年以上前のこと
  • 明るい光で自動的に暗くなる一部の高級サングラス(調光レンズ)にも使用されている

データソース

  • EU CosIng database
  • UK cosmetics ingredient restrictions (V/52)
  • CIR safety assessment on silver compounds in cosmetics

最終データ確認: 2026-04-16

関連成分

詳しく調べる

よくある質問(FAQ)

この成分はどんな化粧品に使われていますか?

主に防腐剤(製品の品質保持)の目的で化粧品に配合されており、幅広い化粧品(防腐目的)などの製品に含まれています。

塩化銀の規制状況を教えてください

この成分はイギリスでは化粧品への使用が禁止されています。一方、EU・日本・アメリカでは使用が認められています。

この成分が使えない場合、代わりに何が使われますか?

規制がある地域では、同じような効果を持つ別の成分に置き換えられることが一般的です。防腐剤(製品の品質保持)の機能を持つ代替成分は複数存在します。購入時にはお住まいの国の規制に適合した製品を選ぶようにしましょう。

この成分の規制情報はどこで確認できますか?

各国の公式サイトで最新の規制情報を確認できます。EUはCosIngデータベース、アメリカはFDAの化粧品ページ、日本は厚生労働省の化粧品基準、韓国はMFDS(食品医薬品安全処)が主な情報源です。このサイトの情報は定期的に更新していますが、最新の規制状況は公式ソースでご確認ください。

⚠️

免責事項

当サイトの情報は教育および情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスを意図したものではありません。政府の公式データベースに基づき正確を期していますが、化粧品規制は頻繁に変更されます。コンプライアンスについては、常に専門家に相談するか、最新の公式規制文書を参照してください。当サイトの情報に基づいて行われたいかなる行動についても、当社は責任を負いません。